Merge Gardens

評価

3.53

投票数
1816
リリース日
2020年9月1日

ゲームについて

Merge Gardensは、のんびりとしたミステリーと庭のカオスが融合した、マージ&マッチ3パズルのごちゃ混ぜゲームです。プレイヤーはデイジーとなって、伯父さんの荒れ果てた屋敷をバードハウスや茂み、ベリーで少しずつ復活させていきます。庭で同じアイテムを3つマージしたり、マッチ3パズルを解いて報酬をゲットしたり、その繰り返しがクセになるループ!魔法のトピアリー、おかしなイベント、苔むした噴水の下に隠れた秘密も満載。癒し系だけど、がっつりハマるスマホゲームです。パズルでもあり、庭づくりシムでもあり、じわじわ依存すること間違いなし!

対応プラットフォーム

レビュー

Merge Gardens プレイレポ - ベリーに鳥にヘンテコ謎パズル、今日も屋敷をお片付け!

Merge Gardens、一見ほのぼの植物育成ゲーかと思いきや、そこはかとなく忍び寄るパズル地獄……。**マージ要素、マッチ3、ちょうどいい量の怪しげストーリー展開。気づけば生垣の裏までのぞきこんでる自分がいる。**気づけば鳥にエサやってゴミ拾い、画面の前で何時間費やしたか…? 後悔?ないね。


カオスな庭と1羽のヒナからスタート

最初にタップしたのは…なんとカビだらけの卵。パカッと割れてヒナ爆誕。キュンと鳴いて、まるでこの屋敷の主気取り。ゲームの術中にまんまとハマった瞬間。

ありがちな殺風景なマージゲーと違い、Merge Gardensはボロ屋敷にポイッと放り込まれて、錆びた熊手持たされて、思い出したかのように「パズル要素もあるよ?」みたいな軽ノリ。…え?と思いながらも、流れに任せるしかない。

お庭は完全な事故現場。壊れた像にコケだらけのガラクタ、雑草がしがみつくごとく生きてる。**サーカスが爆発した後みたいで誰も片付けてない光景。**パーツをひとつずつ合体してスペースを空けて、新しいアイテム発掘…*やけに中毒性高し。*良い感じになったかと思いきや、また別の惨事発生。


マージして、進化して、またマージ(時々バブル)

操作は超シンプル。3つ合わせれば1段階進化。雑草3本で見た目そこそこな茂みに昇格、さらに進めばトピアリーやゴージャス花壇、オシャレな動物まで出現。

感覚は、草刈り端材で錬金術でもしてる気分。箱が樽になり、いつの間にか工具箱になって、*ある日突然ハチ入り発光オーブに化ける。*理由不明だけど、その先が見たくてやめられない。

**収納?まさにピエロの車。**アップグレードするたびに『テトリス×断捨離』バトル勃発。マージして損か、貯めて後悔か。水やりジョウロ(進化3段)を10分間ガン見。「バブルしちゃう?リリースしちゃう?」とパニック。大人げなく悩む。

バブル機能も謎技。盤面から一時的に物を飛ばせるけど、コツがいる。**攻略法だけでRedditスレが立つ世界。**なんなら園芸のルール違反してる気分。


マッチ3パズルで急に路線変更

箱を積み上げて、茂みのコーデにツッコミ入れてるだけかと思ったら、急に流れが変わる。「コイン欲しい?じゃマッチ3クリアしてね」…と、気づけばイチゴ並べてタルト爆発させる謎のビクトリアン感。

ぶーたれつつ始めたけど…パズル、普通に面白い。盤面の構成凝ってて、コンボ決まると爽快。レモン爆弾でボード一掃して思わずガッツポーズ。…負けた気がするけど悔しくない。

クリアで報酬貰って、それをまた庭でマージ。このループが地味にクセになる。

たった1つの卵欲しさにパズルに20分。孵った鳥が木材回収→丸太山→新エリア…そこでまた新たなパズル。無限ループだけど、嫌いじゃない。


デイジー登場。謎の遺産&英語訛りフル発動

プレイヤーは「デイジー」。長靴、くりくりの目、謎多き人。消えた叔父から屋敷を相続、そこから事件続発。

霧だらけエリア、謎の手紙、生きてるっぽい像…物語はミステリー要素を適度にトッピング。ファンタジー小説までは行かず良きバランス。

ボイスも*正直クセになる。*デイジー、なぜかイギリスシットコム出身みたいに訛りがバラバラ。時に優しく、時にアヒルを大家のごとく叱りつけ。意味不明だけどクセになる。

リスは完全に裏仕事してそうな口調、フラミンゴのビンセントは「その芝生、現代アートか?」ぐらい毒舌。ここまでキャラ立たせる必要あった?なかったよな…でもありがとう開発陣。


モノを言う課金要素(早々に襲来)

さて、課金トラップのお話。噂通り「スタータージェムがお得♪」的なポップアップ、オヤツ食べてる途中にはもう出てくる。「6時間タイマー飛ばしたい?」とのお誘い。

運営も「はい、ここから本気出します」モードへ。庭拡張はプレミア通貨が必要、ブースターも「ほら見て見ぬふりできないでしょ?」的に甘い誘惑。もう存在感バリバリ。

**本当にヤバいのは「収納」。**バブルの名手になるか、ジェムで拡張しないと物量圧に押し潰される。最初は無償配布もあるけど、数時間遊ぶと一気に渋く。

でもガチ凶悪って程じゃない。…妙にフレンドリーでしつこいだけ。ご近所が「いい堆肥あるんですけど」って毎日進めてくる感じ。


イベント乱舞&鳥天国、そしてあのフラミンゴ

注意、やっと庭整理に慣れてきた矢先にイベント乱入。変な卵を集めてトークン追いかけて限定生物ゲット、きらっきらアニメで正直別世界。

イベントごとにルール違いの別シーン突入。リワードを自分で選べるモノや、完全タイムアタックの爆走系も。てんやわんやで却って楽しい。

それにしても鳥、*多すぎ。*バリバリ働く強者もいれば、ただ段ボールの上でダンスするだけのマイペースヤツも。20分何もせず箱の周辺を闊歩してたマイ鳥もいる。

**鳥のマネジメントが謎のミニゲーム化。**ニワトリ託児所と確定申告が合体したみたいな謎作業。

やがて鳥小屋や巣も作成可能。もはや鳥の工場。どの鳥を何担当にするかExcelより真剣に最適化。ここまで頭使う日が来るとは。


マージ中毒、ここに極まれり。

気付けば10時間ほどで、「ゲームを遊ぶ」じゃなく「ゲームを生きてる」感覚に。昼飯食いながら箱タップ、歯磨きしながらマージ計画、外出先で「今はバブルするな」とスマホに話しかける始末。

劇的な変化はなし。でも、園芸ゴブリン化が進む。戦略も板につく。余計なモノは溜めなくなるし、面倒な鳥も華麗にスルー。

進行はゆっくり、でも確実。霧タイル解除や新エリア開放は、謎の快感。もっと整理したくなるし、もっと片付けたい。


総評:このカオス、意外と悪くない。

**Merge Gardens、油断してたら完全に脳内ジャックされる危険物。**軽い気持ちで始めたのに、気づけば鳥マネジメントに邁進。

見た目カワイイ系だけど、奥はかなり深い。パズルもガチ、マージも快感、キャラも絶妙なクセがあって「生っぽい」雰囲気。

課金の波はあるが、ウザいだけでガチ害悪ではない。デジタルゴミを美しく分類したい族なら十分アリな一本。

そして気づけば茂みに名前を付け始めていたら——お仲間です。

ここをクリックしてプレイ Merge Gardens