Game of Thrones: Winter is Coming

評価

4.27

投票数
1837
リリース日
2019年3月15日

ゲームについて

ウェスタロスの領主となり、一つ一つの決断で黄金を手にしたり、逆に危険に身を晒したりする運命へようこそ。自分だけの城を築き、ドラゴンを孵化させ、強敵だらけの同盟を駆使して生き抜く、チェスにワイルドファイアとクロスボウを追加したような戦略ゲームです。

対応プラットフォーム

レビュー

ゲーム・オブ・スローンズ:冬来たる ― 政略、権力、そしてかなり気まぐれなドラゴンのレビュー

ウェスタロスで“領主を操作”じゃなく、“領主そのものになる”体験を味わいたい?このゲーム、期待以上にガチです。農地をグレードアップしたり、ドラゴンの卵を撫でたりしてご満悦…と思いきや、気付けば同盟チャットが阿鼻叫喚。「ラリー時間誰セットしてないの!?(怒)」なんて騒動も日常茶飯事。ゲーム・オブ・スローンズ:冬来たるは、HBOの大河ファンタジーのカオス&重厚さを、基地建設、キャラ集め、ド派手PvPに高次元で融合。"見かけ倒し"か否か、体験記的にぶっちゃけます!


雑地から名家へ:序盤のドタバタ成長記

始めた瞬間、渡されたのはちんまりした城とスコップを振るうクリス(人懐こさだけはドラゴン級)。画面のどこが何だかまだ把握できてないのに、クリスは「兵舎!兵舎!」と騒ぐ始末。ワールドマップは異様に広大…我が城?米粒。

初任務:農場作れ → 完了。次:製材所 → できた。鉱山も…気付けば一人経済帝国。序盤1〜2時間は、まるでシヴィライゼーションの弟分。建築、資源回収、じわじわ拡がる“自分だけのウェスタロス”。アニメーションはサクサク、BGMはHBO張りの緊張感で良き。カットシーンも妙にキマってる。私の家訓?「アップグレード中なので攻撃ご遠慮ください」…全然貴族らしくないですが、必死です。


戦の中枢:指揮官&キャラの使い方がカギ

城のレベルが上がると、見覚えある顔ぶれが続々登場。バトルモード全開なサンサ、政治スキル全振りのティリオン、剣構えっぱなしのジョン・スノウ—あのシーズン8から仕事途切れてないやん。

この面々、ただの目の保養じゃない。バフやスキルで軍を激強化!しかも、装備品や欠片集め・訓練なんかで忙しさも爆増。正直、ヒーローの一部は課金や謎イベント限定だったりもするけど、序盤はタダでいい人材揃います。

私の推しPTは、士気ブーストのティリオン、攻撃特化ジョン、壁役サンサ。あだ名もつけた。ティリオンは「ひねくれサポ」、サンサは「鉄の意思」。ジョンは……「スノウ」(センス無)


戦場でドタバタ劇:兵の進軍と作戦ミスの喜劇

リアルタイムで広がるバトル。ターゲットを指定、指揮官選択、兵がワラワラ進軍。歩兵は規律正しく、騎馬は突撃、弓兵は後ろでグズグズ—可愛げはある。

最初の敵は楽勝。反乱軍、カス抵抗…でも、安全バリア外れた瞬間?地獄。 謎のレベル45勢が突撃、全兵消滅。赤い矢印が城に殺到する様は、ほぼ現代の地雷原踏破。

やられた腹いせで槍兵を強化・攻城兵器も生産・陣形も練った。結局「槍は騎馬に強い」「騎馬は弓に勝つ」「弓兵は…放置厳禁で最強」ってジャンケン理解必須。


お城だけじゃない:研究・施設・日課の沼

序盤チュートリアルエリアを抜けると、一気に世界が広がる。研究ツリー、鍛冶屋、市場、工房…欲張れば“ブラック企業”級の効率特化城が出来ます。

何事にも「時間」と「資源」はかかる。初期建築は数分、後半は「弁当持参推奨」コース。本気で寝る前ビルド隊列組みました。クリス、「君のタイマー完璧!」とやたらドヤ顔。スマホアラームもセット。大人が本気の“中世ごっこ職人”……どうしてこうなった。


ついに“モフモフ”降臨:ドラゴン孵化と育成

そして、伝説のドラゴンエッグゲット。育成→餌やり→スキル模索…ついに誕生したうちの中世版核兵器

うちの子の名前は「モフモフ」。レベル10の反乱軍焼き討ちが初仕事。拍手。全力で燃やした後はまさかの16時間爆睡、異様に親近感

ドラゴンはペット感覚だけじゃなく、偵察や戦闘・カスタマイズも可。氷ブレス?アリ。うちのは炎一択—なんか定番好きてへぺろ。


クラン入らなきゃ詰む:同盟の混沌と深夜のバカ騒ぎ

数日ぼっちプレイで限界を悟り、同盟「Snowfall Dominion」入隊。ソロでもいいけど、城を一撃粉砕される未来待ったなし。同盟加入で味方・資源・カオス全部倍増。

初ラリー?壊滅的失敗。 早漏野郎がフライング、別の誰かが攻城兵忘れ。謎の勝利。理由?不明。

進むほど「半分チャットルーム・半分軍事本部と化す」不思議空間。ドラゴンクールダウン報告合戦、砦建設、意味不明トーク、深夜0時の一斉奇襲。なぜか居心地よき


デイリー作業?…いや、地味にクセになる

やることは日課:ログイン→回収→強化→イベント参加→忘却→飯温め中に思い出してログイン→無駄に進む。

“作業”感は薄め。むしろ自然にToDoリスト化する。強迫観念じゃなく「今日はモフモフ何してんだろ」で招かれる中毒ループ。あとログボ、ヤバい。


UI・ラグ・快適性のいい所悪い所

メニュー?いっぱい。ブーツ一個装備させるのに5クリック迷走する日も。ただ、PC版はサクサク。スマホは大規模戦の時フリーズ注意。特にモフモフが暴走中。

各種設定でチャット整理・指揮官管理は改善できる。とはいえ、トーストより大きい画面必須。スマホで包囲戦しながら「ウェスタロスIT部門よこせ」って本気で思う。


課金必須じゃない、これ大事

もちろんタイマーも課金ポップアップも目立つ。でも、無課金で数週間ガチでやれました。イベント報酬&効率重視で普通にやれます。

正直、ドラゴンスキン1個だけ買ったけど、後悔ゼロ。モフモフ…トゲトゲしてて超イケメン化。

忍耐力さえあれば十分ガチ勢可能。ショップは“時短ツール”、サバイバル必須ではない。「もう1個だけ…」はマジで罠ですが。


予想外…これ、普通に良ゲーです

正直、原作ファン向けの課金ゲーだと思ってた。けど、システム渋い&作り込み深い本格ストラテジー。指揮官システム面白いし、ワールドマップ美麗、BGMはもはや“外套マント必須”

歴史を変えるわけじゃない。でも自分だけの物語はちゃんと作れる。スプレッドシート、炎と、午前2時の襲撃パニックもセットで。


王国生活30日レポート:自分的ウェスタロス成り上がり伝

プレイ日数 何が起きたか
1日目 城建設、クリスと出会い、資源タイマーパニック
3日目 ジョン・サンサ・ティリオン加入。同盟入って初陥落
7日目 モフモフ育成開始、反乱軍砦ラリー、戦力ランキング初ランクイン
14日目 同盟初拠点制圧。モフモフが敵隊焼却
30日目 同盟副リーダー昇格。戦争ボード管理&包囲カレンダー策定

焦らずじっくり楽しむ“育てるゲー”。計画・陰謀・ドラゴンに猫の名前付けたい人は、絶対ハマるはず。

物語を書き換えることはできませんが、“あなたなりの伝説”はちゃんと生まれます。裏切りと包囲予定表と、胃もたれ不可避な食いしん坊ドラゴン「モフモフ」込みで…!

ここをクリックしてプレイ Game of Thrones: Winter is Coming