Fragpunk

評価

4.62

投票数
1496
リリース日
2024年6月27日

ゲームについて

Fragpunkは5対5のバトルにあなたを放り込みます。弾丸が飛び交い、ヒーローが輝き、現実が毎ラウンドねじれる!『シャードカード』でバウンドする弾、タイムボム、無重力などの力を使い、ルールを自分流にアレンジ。切れ味抜群のガンプレイ、大胆なスタイル、想像もつかないラウンド効果によって、シューティングとカオスが絶妙にミックスした作品です。

対応プラットフォーム

レビュー

Fragpunk レビュー:ヒーローシューターの常識、全部ぶっ壊してみた

最初にFragpunkをプレイした時、誰かの頭が時限爆弾になって部隊全滅したんですよ。「え?」と目を疑って、次の瞬間には大爆笑。あるじゃんこのノリ。ネオンカラーが眩しいだけの5v5シューターじゃない。ルールもデッキも、ついにはテーブルまで燃やすトンデモ枠。さっきまで銃弾を鉄板で跳ね返してたと思ったら、次の瞬間には重力が消滅して全員が風船のごとく浮遊開始。もし「戦術シューター=カオス・理不尽・なんか知らんけど変なノリ」だと思う人、Fragpunkはあなたにピッタリ。


Fragpunkへようこそ:ルール?そんなもん捨てちまえ

Fragpunk、いきなり本番突入。ウォームアップとかしないし、ヒーローを手配、そこに意味不明なカードをポイっと渡して「あとは頑張って」と肩をすくめる。この“シャードカード”、小手先バフじゃありません。

— 銃弾がゴムボールになるやつ — 倒した敵がピクセルのピニャータみたいに爆発するやつ — 急に重力消えるやつ

まあ、そりゃもうカオス極まる速さで変な事になるわけで。

正直やり方なんも分からず。ドローンで回復できるヒーラー選んだら、カードは「落下ダメージ無効化」。地味―…いや、次の瞬間に重力消滅で全員パレード風船モード突入。なんだよ!めっちゃ大当たりじゃん。


カードとカオスと「何が起きた!?」タイム

最初はごく普通のラウンド制シューター。チーム対チーム。準備⇒突撃⇒終了。

全員に個性的スキルとクセ強の武器、コミックから飛び出してきたみたいな見た目で派手にぶちかます。

が、そのテンポも束の間、ラウンドごとに両チームへ“シャードカード”配布。

——このカード達、試合の流れに軽く小細工どころで済まない。*

麻薬研究室のマッドサイエンティストみたいに、みんな理論武装考え始めるのが恒例。

  • 跳弾弾丸×ヘッドショット拡大?危険すぎ
  • 敵がW体力+回復ヒーラー?地獄
  • 開幕テレポグレ投げて開運祈願?豪胆すぎ

メタゲーの積み上げなんて知らん!おもちゃぶつけて何が壊れるか眺めるのが正解。


ランサー紹介:クセ強キャラ大集合

このメンツ、アクションフィギュアのジャンク箱+レッドブルで即席作成された感満載。テレポで煽るスナイパー、跳ねる重戦車、罠やら毒舌やらバラ播くハッカー——まんべんなくカオス。

声も動きも自己主張バリバリ、モーションも煽りも全部100%フルスロットル。物語背景?そんなの二の次。バイブス命。

操作感もアビリティも一人ひとりブッ飛びまくり。前線特攻キャラ、陣地ガッチリホールド役、嫌がらせ専門も。

“シャードカード”重ねると一気にヤバさUP。爆弾投下型ヒーラー?キュート予想外 スロー&制圧スペシャリスト?対戦相手から悲鳴


全部が噛み合う、あの瞬間

4戦目でミドルレンジのショットガン+スピード特化型ランサーを選択。カードはまさかのテレポート。敵カードは「全員頭でっかち」——真顔で。

背後にワープ、一発、頭パーンで紙吹雪。くっついた巨大頭が突入してきて、慌てて再発射。なぜか両方ヒット。

30秒で終了、チャット欄は大荒れ。自分の腕?正直ビミョー。でも楽しかったら全然OK。


マップは「好き放題してください」箱庭

縦構造が激ヤバ。ジャンプ台、梯子、ジップライン、壊せる壁——完全フリーダムな遊び場。

ジップライン降下中に途中で緊急離脱→木箱着地→目標裏へテレポ爆投げ、何やってるか自分も分からん。でも、成功するから笑うしかない。

どのマップも覚えるの楽勝。スタイリッシュ工場、無機質ビル、グロウなサイバー空間——ぶっちゃけどれも動き回ってイタズラ仕掛ける用に作られてる。


ガンファイト、意外と本格派

中身はカーニバルだけど銃撃の手応え?これが実は鋭い。

ショットガンは破壊神。ハンドガンはピリつく。SMGは超近接特化、遠距離は水鉄砲

カードで急にプレイ感激変するのが面白い。突撃しまくりから急に角待ちゴブリンプレイまで、切り替わりが爆速

エイム力ゼロでも反射神経と適応力あればOK。失敗しても次のラウンド90秒後にすぐチャンス。復活早っ!


カード:天才と「これ弱くね?」の両立

さてカード。

「爆死エフェクト」→大笑い 「無重力」→マップ全体が宇宙ドッジボールと化す 「跳弾ラウンド」は壁が敵

全カードが神ではないし、存在感薄いものも時々アリ。逆に条件ブチハマれば壊れバランス化も。

でもね、そこがいいんよ。 何が来るか分からんカオス感。負けててもアガる。


で、何か引っかかることある?

正直ここだけは苦言。

Fragpunk、要素盛り盛り盛り。コイン、シャード、トークン、ステッカー、バンドル、デイリー、パス…MMOの経済システムがそのままFPSにドン!

全部必須じゃないけど、とにかく賑やか。「ショップ開きすぎ!」「ポップアップ多すぎ!」と心で叫ぶ回数多め。

でもスキンも銃もエモートも冗談抜きでカッコいい。楽しいとこまでちょっとクリック多めなのはご愛敬。


混沌加速!モードも盛り沢山

メインモードはキレッキレ。ラウンド制で目標明確。中央にシャードカードぶっ込んで混ぜ混ぜ。「サーチ&デストロイがパリピ化」って感じ。

その他にもスナイパー対決、ゾンビ感染、ドタバタパーティーモードまで。おやつ感覚のお楽しみ。でもメインはやっぱり通常ループ。

ランサー選択→カード選択→あえてバカやる→成功して爆笑→失敗でも大丈夫。結局また再戦ボタン激押し。


動作ヌルヌル、見た目シャープ、バグはご愛嬌

このクソ忙しい設計なのに、動作は意外と安定。起動速い、マッチング速い、グラもクリアで見やすい。

銃声はバチッと響くし、足音も…まあ時々怪しい。

もちろんバグや挙動不審な技もまだ残ってる。ただ開発陣はレスポンス良好で、アップデートも順調。 このペースなら、意外と長生きする名作枠アリ得るかも。


総評:ガラクタ遊園地、ここに完成

Fragpunkにeスポーツ的な完成度やリーダーボードの汗臭さを期待しないでほしい。これは缶詰カオス——呪いのカードを引き当ててはしゃぎ倒すヒーローシューターの珍味。

時に理不尽、時に天才肌、たいてい両方混ぜこぜ。それが醍醐味なんだから。

シリアスゲーがうんざりなら、これ立ち上げて、ヘンなカード引いて、無茶して自爆して、笑い飛ばしてくれ。

そしたらもう1回いっとこう。

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