Nikke

評価

3.77

投票数
1863
リリース日
2022年11月4日

ゲームについて

『Nikke』は、アニメ画集、カバーシューター、そしてド派手な昼ドラが戦場で交差したら…という感じのゲームです。タップして照準を合わせ、エイリアン軍団をぶっ飛ばし、ロケットランチャーを持った“ワイフ”を集め、予想外の展開にうるっとくる。派手で手触りも最高、そしてこのゲーム、絶対に狙ってやっています。

対応プラットフォーム

レビュー

『NIKKE』レビュー:ガチャ地獄?いや、銃と美少女とガチ涙のジェットコースター

最初は「どうせアニメの美少女がバンバン撃つだけだろ」と舐めてスタート。しかし、その瞬間、画面の奥からズドンと心にダメージきたわけですよ。スマホ片手に「え、マジで…」と目が潤んだのは俺だけじゃないはず。ガンアクション、分隊作戦、デッキ構築、そして予想外のエモ展開。全部ごちゃ混ぜなのに、不思議とまとまるヤバさ。

「見た目だけの量産ガチャか?」「それとも沼るやつ?」迷ってるなら、とりあえず俺のリアルな体験をどうぞ。


最初の1時間:感情キャッチャー起動

NIKKE最初の1時間、正直「ムービースキップしてポチポチ美少女ゲット、虫撃って終わりだろ」と余裕でいた。

なのに、いきなり主要キャラが死ぬ。ガチで。泣きながら「私の名前、忘れないで…」は反則。いやいや、ついさっき会ったばっかだろ?でも胸がギューってなる。この罪悪感、スマホが曇るほど。

「銃持った美少女」だけじゃない。

ギャグ抜きで戦争、犠牲、アイデンティティとか、思ってたより深いテーマをぶち込んでくる。ゲーム部分はシュッとしてて動作も快適。でも一番予想外なのは、「え…今ガチで感情動いた」と気付く爆弾級のストーリー。


タップして頭抜いて、もう一回

縦持ち1本勝負。親指で狙って、離してカバー。簡単操作っぽく見えて、キャラごとにスナイパー、ミサイル、ショットガンとかクセだらけ。「画面から吹っ飛ばされる!」みたいなド派手武器も健在。

で、その射撃感。なぜかクセになる。

敵の頭命中→「パァン!」と派手に弾けて、ゲージMAXで分隊ブチギレ連射。気持ち良すぎて無限に繰り返す中毒性。

リズムは「しゃがむ→顔出す→連射→またしゃがむ」の繰り返し。でもオートじゃ物足りなくなる。汗かく場面、特にボス戦では手動操作が真骨頂。

「親指だけなのに、ここまで決断させるか…!」ってレベルで、 どこで必殺技ぶっ放すか、誰を重点的に守るか、本気の采配が要求される。マジで指一本の作戦会議。


編成=ただの数値ゲーじゃない

色々いじり倒してナンボ。各NIKKEが役割・属性・必殺技持ち。タンク張る子、リロード早める子、防御溶かす子、純粋に破壊活動専門の脳筋爆弾魔も。

肝心なのは「数字じゃなくて流れ」を作ること。

バースト連携、バフ積み、発動順…分隊シナジーは必須。それぞれ独自の「戦闘パズル」になってて、ピースはみんな怒れるアニメ女子。

編成は頻繁にシャッフル必須。新ステージ出現→即編成見直し。やたら粘着質なボス→また最適メンバーを模索。

でもお気に入り登録すればワンタップで切り替え可。

「力押しじゃなくて、“この状況にはこの組み合わせ”を考えるのが面白い」


ストーリーが意外な名作

ガチャゲーの物語って基本「イカれた敵組織・謎ビーム・髪色変なボス」で終わるやん?

NIKKEも最初はその王道路線。「司令官=自分」。人類は隠れて、地球は敵に占拠。お決まり?と思いきや、ここから急に重くなる。

仲間が普通に死ぬ。しかも自分の部隊が。

裏切り、犠牲、過去トラウマ、実は使い捨て実験体だった発覚――グッときすぎて困る。

そして、 **「過去の記憶に苛まれる、仲間失った罪悪感、存在の不安」までガチで描写。それでもギャグや食事休憩、意味不明な友情イベントも突っ込んでくるから中和される。 **

で、気付いたらキャラの名前をしっかり覚えてる。いやマジで。「ロケットのあれ」じゃなくて、「ちゃんと名前」で認知し始めるから怖い。


ガチャ=沼。でも結構親切

はい。ガチャゲーだから、課金かリアル運命力が試される。SSR4%(まあ普通)。

でも初期配布が気前良すぎて、ログインしただけでSSRわらわら入手。欲しいキャラ狙えるウィッシュリストも、いわゆる“天井”も完備。

ただ、やっぱり「神引き連発した直後に、地獄の20連爆死」が普通にある。毎日ジェットコースター。

でも重要なのは、**「キャラが愛せる」**ってこと!イラストは攻めてるし、ストーリー・役割・成長全部アリ。数値だけじゃなく「この子を使いたい!」って理由が自然と湧いてくる。危険ですが、それが沼の入口。


拠点は飾りじゃない

戦闘の合間は拠点(アウトポスト)でまったり。仲間がウロウロし、自動で資源拾ってきたり、まるで本当に生活してる感。

さらに「絆」イベントまで搭載。会話、能力アップ、変なサイドストーリーも追加されて、 もはや「ガンアクション×友情シム」状態。

カフェや寮、生意気にギフトも贈れる。無駄に平和。ただし衣装やらはギリギリ、いや完全にギリギリアウトなモノも多い。でも安心、苦手なら触れずにやり過ごせる。

雰囲気は「タクティカルRPG×地底アニメシム」という異種混合。


ボス戦がマジで強敵

ボスはただの「デカい的」じゃない。 本格的なギミック満載。

避けないと即死、攻撃喰らったら一瞬で溶ける。剣バンバン叩きつけてきて、回避命令が飛んだり、一番弱いキャラ狙い撃ちするドローン撒いてきたり。「俺に恨みでも?」ってレベルで執念深い。

後半からはバリア、スタン、モード切り替え、何でもアリ。

集中力切れると一瞬で敗北。カフェイン摂取推奨。


無課金プレイ、全然OK

結論: 無課金でも余裕。

ウザい課金誘導なし。進行ストッパーも皆無。課金ショップは控えめで、「戦闘中に急に980円ポップアップで台無し」なんてことはゼロ。

イベント報酬も豪華だし、ログインボーナスは本気で役立つ。強キャラもコツコツ揃う。

**課金は用意されてるが、暴走しなければ快適そのもの。**上位狙いじゃなきゃ全く問題なし。


総評:ただのファンサじゃない

「露骨な胸/爆発シーンだけじゃ?」と思いきや、NIKKEは巧妙な罠

豪華なグラで油断させておいて、気付けば作戦やキャラに本気で悩み、思い出し笑いしながら「明日は誰を育てるか」まで考えてる自分がいる。ロボットたちの心情を、ガチで気にする日が来るとは…

完璧じゃない。周回もあるし、バランス抜けてる時も。アップデート遅い時もある。

でも、このゲームは一味違う残るものがある。…いや、正直それ以上。

最悪でも「美少女の太ももからミサイル飛ばす瞬間」が見れる。 最高なら?思ってた100倍ハマって、ガチで心動いてる自分がいる。

それが、NIKKE。

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